塙町地域おこし協力隊「870craft」 土井眞穂梨さん

ダリア(草木)染めの魅力は、染料の品種のほか、時期や季節・気候によって、製品が「完全1点モノ」として出来上がることです。
「10年に1度!」の製品が毎回出来上がるみたいな感じ(笑)で楽しいです。

材料は、本来廃棄物となるはずだったダリアを使用しています。「ダリアのまち」塙町ならではですね。製品は、ごく薄い洗剤での手洗いをオススメします。使用していくうちに色が変化しますので、その変化も楽しんでみてください。

 

私は、日常的に使用できる雑貨を中心にダリア(草木)染め製品を作っています。最近は、塙町の陣野菓子店さんの依頼で「のれん」製作に取り組んでいます。地域の皆さんに頼ってもらえたことがすごく嬉しいです!

 

私の活動が塙町の商品を選んでもらえるきっかけになるように、推してもらえるように(笑)、これからも頑張ります。塙町の「道の駅はなわ」での即売会や福島県南地方のイベント出店を定期的に行っていますので、見かけたらお声掛けください。塙町にある「870craft」作業場にも、ぜひお越しください。

870craft 商品

草木染めの会 金澤ノブ子さん

ダリア染め製品を選んでいただいた皆様に、自分が「いいな」と思うものを実際に手にとって「すてき」と共感してくれると嬉しいです。

 

ダリア(草木)染めの技術は、福島県塙町から東京浅草の染め物屋さんに2年通って講座を受けて学びました。

現在も生地や薬品を購入しながら、継続して教わっています。

素材となるダリアは、自宅の畑で栽培しています。特に今年は、ダリアの品種「黒蝶」を新しく使って、きれいな紫色を出すことが出来ました。ダリアの染液と薬品の調合で、出したい色が出せるようになってきた実感があって嬉しかったです。もっと良い製品を作れるように、「絞り」など模様とデザインを現在勉強中です。

最近は観光協会さんを通じて、ダリア染めを色々な方に体験して頂くことが増えています。私がダリア染めに取り組んでいて「楽しい」「面白い」という気持ちを共感してくれる参加者さんと接することが出来てとても嬉しいです。

 

 お手入れは、ネットに入れて中性洗剤で洗濯していただければ大丈夫です。製品の実物は、福島県塙町の「塙町コミュニティプラザ」で見ることができますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

草木染めの会 商品